手足口病がキスによってうつることはあり得ます。
というのも、手足口病は風邪と同様で、
ウイルス感染症という病気です。
ウイルス感染症や風邪はウイルスが唾液内にも潜んでおり、
その唾液が飛散し、ウイルスが拡散することによって
他の人に感染する病気です。
唾液内にはウイルスが潜んでいる可能性が大いにありますので、
キスをした場合は、当然のごとく、
ウイルスが侵入してくる可能性が出てきてしまいます。
風邪をひいている時にキスをする人は少ないと思いますが、
手足口病を発症している際にも同様で、
キスは控えておくべきでしょう。
大人の場合ですとキスが直接的に、
唾液が混じる危険性がある行為ですが、
乳幼児の場合には、もっと身近に唾液が混じる危険性があります。
その行為というのは、ご飯を食べるときに
同じお箸を使用してご飯を食べるということです。
どうしても乳幼児に対しては、
同じお箸でご飯を食べさせてしまうことがあると思います。
ですが、これによってウイルスが侵入し、
手足口病を発症してしまうことに繋がってしまうかもしれないのです。
ですから、手足口病に感染している時は、
風邪の時と同様で、共通のお箸を使用せず、
個々にお箸を用意して、ご飯を食べさせてあげるようにしましょうね。