手足口病の発症によって発熱をしている場合には、
保育園を休ませたほうがいいですが、
湿疹だけが見られて、本人が元気であれば、
無理に休ませる必要はないでしょう。
もちろん、保育園の方針や考え方によって、
症状の程度によっては、休ませてくださいというところもありますので、
一度、保育園に伺うことも大切ですね。
手足口病は飛沫感染が主な感染原因のため、
くしゃみや咳によって唾液が飛び、
唾液がついた手を洗わずご飯を食べるなどした場合は、
感染してしまう恐れがあります。
ですから、せきやくしゃみがひどく出る場合などにも
保育園を休ませることは必要かもしれません。
では、症状が治る期間やウイルスの潜伏期間はどのくらいなのでしょう。
ウイルスの潜伏期間としては、3週間程度と言われております。
この間は、ウイルスによって、感染させてしまう可能性があります。
3週間もウイルスの潜伏期間があるわけですが、
3週間丸々、保育園を休ませることは無理ですよね。
ですから、手足口病に感染したからと言って、
保育園を休ませることはさせなくてもいいと思います。
もしも、咳やくしゃみが出る場合には、
マスクをしっかりさせ、他の園児に移さないような
配慮をしっかりするようにしましょうね。
手足口病は幼稚園や保育園ではあっという間に感染が広がりますが、
基本的には、カゼと同じウイルス感染症ですので、
誰でもかかる可能性はありますし、
後遺症が大きく残るといった懸念もほとんどありませんので、
心配しすぎる必要はないでしょう。
繰り返しになりますが、発熱、くしゃみ、咳といった症状があるとき以外は
基本的には休ませる必要はないと思われますので、
保育園の先生とも相談しながら登園させるようにしてくださいね。